01/22/11: TeX Live 2010 / e-pTeX
落ち着いたと思いますので、テストしていた TeX Live 2010 の finkinfo 群を unstable にコミットしました。 古い texlive-base と新しい texlive-texmf が conflict するため、 "fink update-all" はうまくいきません。
$ fink remove -r ptex-texmf $ fink build texlive-texmf $ fink build texlive $ sudo apt-get install texlive-texmf texlive $ fink install ptex
の手順を踏んでください(fink install ではなく fink build)。 もし conflict の問題が出てしまったら、 fink remove -r texlive-base してもう一度お試しください。 ptex-texmf や ptex-base、dvipdfmx、okumura-clsfiles などはもう TeX Live 2010 に含まれるようになっていますので、インストールしなくて大丈夫です。
ちなみに、特に要望はなかったのですが、 e-pTeX のパッケージもついでに作ってみました。 fink install eptex でインストールできると思います。
01/10/11: TeX Live 2010テスト中
ただいま experimental ツリーにて、TeX Live 2010 相当のパッケージをテスト公開中です。 以前のTeX Live テスト中のエントリと同じくfinkinfoが取得できますので、我こそはという方はお試しください。レポート・リクエストなどお待ちしています。
大きな変更点としては、TeX Live 2010 に pTeX が含まれるようになったことです。 それに伴い、ptex-base は tetex-base に統合されています。 既存のパッケージと競合するのを防ぐため、いったん fink remove -r ptex-texmf したのちに fink install ptex とすることをおすすめします(ptex というバンドルパッケージは残しています)。 また pdvips は dvips に統合されています。 その他のソフトの使い方や設定の仕方( updmap-sys でのフォント設定など)は従来通りです。