12/16/11: IRCを用いたFOSSへの参加
この記事は、FOSS4Gのアドベントカレンダー企画に対応して書いています。
02/11/11: ghostscript-esp更新
ghostscript-esp は ghostscript パッケージに加えて日中韓サポートとCUPSサポートがされているものです。 特にリクエストがないため現状保持にしていましたが、 今回思い切ってバージョンを8.71(ghostscriptと同一)に上げました。 unstable のみです。
気になるのは縦書き対応ですが、少なくとも自分でLaTeXからタイプセットしたものは問題ありませんでした。 TrueTypeフォント前提となっていたりすると崩れることもあると思います。 デフォルトのフォントは以前はIPAフォント(TrueType)だったのですが、今回ヒラギノ(OpenType)にしています。 必要な方はTrueTypeフォントを使うようデフォルト設定を変更してください。 /sw/share/ghostscript/[VERSION]/Resource/Init/cidfmap.local に書けば既存の設定は上書きされるようにしています([VERSION]は今回8.71です)。
それ以外はほぼ従来通りだと思います。 ps2jpdf なども引き続き利用できます。
01/22/11: TeX Live 2010 / e-pTeX
落ち着いたと思いますので、テストしていた TeX Live 2010 の finkinfo 群を unstable にコミットしました。 古い texlive-base と新しい texlive-texmf が conflict するため、 "fink update-all" はうまくいきません。
$ fink remove -r ptex-texmf $ fink build texlive-texmf $ fink build texlive $ sudo apt-get install texlive-texmf texlive $ fink install ptex
の手順を踏んでください(fink install ではなく fink build)。 もし conflict の問題が出てしまったら、 fink remove -r texlive-base してもう一度お試しください。 ptex-texmf や ptex-base、dvipdfmx、okumura-clsfiles などはもう TeX Live 2010 に含まれるようになっていますので、インストールしなくて大丈夫です。
ちなみに、特に要望はなかったのですが、 e-pTeX のパッケージもついでに作ってみました。 fink install eptex でインストールできると思います。
01/10/11: TeX Live 2010テスト中
ただいま experimental ツリーにて、TeX Live 2010 相当のパッケージをテスト公開中です。 以前のTeX Live テスト中のエントリと同じくfinkinfoが取得できますので、我こそはという方はお試しください。レポート・リクエストなどお待ちしています。
大きな変更点としては、TeX Live 2010 に pTeX が含まれるようになったことです。 それに伴い、ptex-base は tetex-base に統合されています。 既存のパッケージと競合するのを防ぐため、いったん fink remove -r ptex-texmf したのちに fink install ptex とすることをおすすめします(ptex というバンドルパッケージは残しています)。 また pdvips は dvips に統合されています。 その他のソフトの使い方や設定の仕方( updmap-sys でのフォント設定など)は従来通りです。