Fink@Sodan

emacs22-carbon の macemacsjp パッチを更新したものを、

• 10.3/unstable
• 10.4/unstable
• 10.5/unstable

で更新しました。使用方法は前回のものとほとんど変わっていません。 emacs22-carbon.info の DescUsage の欄をご覧ください。 また、何か不具合や要望などございましたらお知らせください。

ちなみに誤解されがちのようですが、 アイコンの（ダブル）クリックで起動や、 Finder でファイルをアイコンにドラッグ＆ドロップするようなことも、 Fink の emacs22-carbon で可能です。 /sw/Applications/Emacs22.app を Dock に登録すると便利でしょう。 Carbon Emacs や TeXShop のような .app 型のアプリケーションの場合、 Fink では /sw/Applications の下に実体がインストールされ、 また自動的に /Applications/Fink の下にリンクが張られるようになっています。

Riece や YaTeX、YC のような Elisp パッケージは、 別途 fink install する必要があります（emacs21 や emacs22 などと扱いは同様です）。 他に Fink に追加してほしい Elisp パッケージがありましたら、お知らせください。

Leopard が発売されてから一ヶ月がたちましたが、 まだ Leopard に対応していないパッケージがいくつか残されています。 （参照：Preparing for 10.5#Missing_Packages） 残念ながら、こちら（とだい環境）はまだ Leopard マシンがないため、 今のところ Leopard 対応はユーザからのフィードバックに頼らざるをえません。

10.4 にあって 10.5 にないパッケージ （finkinfo に "Distribution: 10.4" と書いてあるものがそれです）で、 10.5 でも動いたよ、 またはこうすると動くよ、というようなものがありましたら、 メールでもコメントでもよいので、ぜひ報告をお願いします。

ちなみに現在、こちらで確認できる環境は、

• 10.3/unstable (PPC G4)
• 10.4/unstable (PPC G4)
• 10.4/unstable (PPC G5)
• 10.4/unstable (Intel)

のみになっています。unstable にあって stable にないパッケージについても、 stable / unstable で記事にもしましたが、フィードバックをいただけるとうれしいです。

（11/27 更新）
テスト環境に 10.5/unstable (PPC G5) が増えました！＼(^0^)／

ghostscript-esp がそれなりの完成度になったと思いますので、 unstable から stable に移しました。 もし不具合・リクエストなどあればお知らせください。 Ghostscript 周りはあまりリクエストがないので、 何もなければしばらくこのままになると思います。

CUPS 対応と和文対応がなされている Ghostscript のパッケージ、 ghostscript-esp を unstable で更新しました。 メジャーバージョンは 7.07.1 で変わっていません。 ghostscript から乗り換えたい方は、 fink install ghostscript-esp で ok だと思います。

大きな変更としては、PS から PDF に変換するコマンドに、 新たに ps2jpdf というコマンドを作りました。 フォントの非埋め込み制御に加え、 PDF のしおりの文字化け対策（EUCをUnicodeに変換）がされています。

これまで ps2pdfwr がフォントの非埋め込み制御を行っていましたが、 今回は ps2pdfwr は素のままです（パッチはあてていません）。 ps2pdf や ps2pdf12, ps2pdf13, ps2pdf14 などは、最終的に ps2pdfwr を呼ぶようになっているので、 これまでこれらのコマンドを使っていた人は影響を受けます。 必要ならば ps2jpdf コマンドに乗り換えてください。

ghostscript-esp も stable に移せる時期に来ています。 動作・非動作に拘らず、 フィードバックをいただけるとうれしいです。

stable で ptex を teTeX-2.0 相当のものから teTeX-3.0 相当のものに更新しました。 それに伴って、ptex 関連のパッケージを unstable から stable に移しました。 （個人的にも悲願だった）この stable での更新ができたのは、 tetex 関連のメンテナさんや、Fink Core Team の方々、 テスト＆フィードバックをしていただいたユーザの皆様のおかげです。 ありがとうございます！

といっても、実はまだ問題は残っています。

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GW 中に、東大 Fink チームがメンテナンスしているパッケージの多くが更新されました。 また、Carbon Emacs や pTeX のような大物を除く多くのパッケージが unstable から stable に移されました。 不具合やリクエストなどありましたら、コメントやメールなどでお知らせください。

特に unstable の pTeX は、 いくつかのユーザからの「動きました」というフィードバックさえあれば stable に移せる段階に来ています。 ぜひテスト＆レポートをお願いします。 Conflict などが起きてインストールに失敗した場合、いったん sudo apt-get remove ptex-texmf して、改めてお試しください。

unstable にて、pTeX 関連のパッケージを

• ptex-texmf (2.4-51)
• ptex, ptex-nox (3.1.9-1051, 10.3 の方は 3.1.9-51)
• dvipdfmx (20070409-1)
• otf-fontfiles (1.5.4-1)

に更新しました。 ptex に関しては内部の細かな変更のみで、ユーザサイドの変更点は特にありません。 不具合などあれば報告をお願いします。 この組み合わせで特に問題がなければ、しばらく大きな変更は控えるつもりです。

LaTeX でかっこいいプレゼン用スライドが作れるパッケージ、 LaTeX Beamer を unstable で 3.07 に更新し、 3.06 だった unstable のものを stable に移しました。 同時に、xcolor を unstable で 2.11 に更新し、 2.09 だった unstable のものを stable に移しました。 また、pgf を stable で 1.01 に更新しました。

お待たせしました！ unstable にて pTeX 関連のパッケージがアップデートされたことを報告します。 今回のアップデートは pTeX 本体のアップデートを含む大掛かりなものです。 バージョンアップだけでなく、いくつかシステムとしても変更を行っていますので、 時間に余裕のない方は、アップデートは見送ってしばらく様子をみた方がよいかもしれません。

以下に詳しく変更点を説明します。

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せっかくの土曜日なので、 MySQL の手入れをしてみました。

バージョンは MySQL Enterprise Server 向けの 5.0.34。また、最近は MySQL 開発チームは OpenSSL の代わりに yaSSL を使うようになっているそうなので、 --with-yassl 有効でコンパイルしてみました。

やっかいな問題のあるらしい OpenSSL を捨てられてうれしいことはうれしいのですが、 asari は MySQL への接続に SSL を使ったことがありません。一応 make test は通るようなのですが、動作確認報告などがありましたら、お願いします。 OpenSSL 付きでコンパイルされたバイナリとの互換性とか大丈夫だよなあ。