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Category: Packages
Posted by: okayama

ghostscript-esp は ghostscript パッケージに加えて日中韓サポートとCUPSサポートがされているものです。 特にリクエストがないため現状保持にしていましたが、 今回思い切ってバージョンを8.71(ghostscriptと同一)に上げました。 unstable のみです。

気になるのは縦書き対応ですが、少なくとも自分でLaTeXからタイプセットしたものは問題ありませんでした。 TrueTypeフォント前提となっていたりすると崩れることもあると思います。 デフォルトのフォントは以前はIPAフォント(TrueType)だったのですが、今回ヒラギノ(OpenType)にしています。 必要な方はTrueTypeフォントを使うようデフォルト設定を変更してください。 /sw/share/ghostscript/[VERSION]/Resource/Init/cidfmap.local に書けば既存の設定は上書きされるようにしています([VERSION]は今回8.71です)。

それ以外はほぼ従来通りだと思います。 ps2jpdf なども引き続き利用できます。

Category: Packages
Posted by: okayama

落ち着いたと思いますので、テストしていた TeX Live 2010 の finkinfo 群を unstable にコミットしました。 古い texlive-base と新しい texlive-texmf が conflict するため、 "fink update-all" はうまくいきません。

$ fink remove -r ptex-texmf
$ fink build texlive-texmf
$ fink build texlive
$ sudo apt-get install texlive-texmf texlive
$ fink install ptex

の手順を踏んでください(fink install ではなく fink build)。 もし conflict の問題が出てしまったら、 fink remove -r texlive-base してもう一度お試しください。 ptex-texmf や ptex-base、dvipdfmx、okumura-clsfiles などはもう TeX Live 2010 に含まれるようになっていますので、インストールしなくて大丈夫です。

ちなみに、特に要望はなかったのですが、 e-pTeX のパッケージもついでに作ってみました。 fink install eptex でインストールできると思います。

Category: Packages
Posted by: okayama

ただいま experimental ツリーにて、TeX Live 2010 相当のパッケージをテスト公開中です。 以前のTeX Live テスト中のエントリと同じくfinkinfoが取得できますので、我こそはという方はお試しください。レポート・リクエストなどお待ちしています。

大きな変更点としては、TeX Live 2010 に pTeX が含まれるようになったことです。 それに伴い、ptex-base は tetex-base に統合されています。 既存のパッケージと競合するのを防ぐため、いったん fink remove -r ptex-texmf したのちに fink install ptex とすることをおすすめします(ptex というバンドルパッケージは残しています)。 また pdvipsdvips に統合されています。 その他のソフトの使い方や設定の仕方( updmap-sys でのフォント設定など)は従来通りです。