ESP Ghostscript を ghostscript-esp という名前で unstable にコミットしました。 バージョンは日本語の処理に長けていると言われる 7.x です。 NeverEmbed のためのパッチと OTF のためのパッチを適用しています。



今回は Welcome to ~taiji at gyve で説明されているパッチを適用しました。 OTF のためのパッチをあててはいますが、 デフォルトでは OTF(ヒラギノなど)は使いません。 プレビューの際は IPA フォントを使います。 これは、OTF を用いると非常に時間がかかってしまうためです。 ヒラギノを使いたい場合は、 /sw/share/ghostscript/7.07/lib/CIDFnmap.CJK を適宜編集してください。

また、ps2pdfwr はデフォルトではフォントを埋め込みません。 埋め込みたい場合は、

$ env NeverEmbedFontList=' ' NeverEmbedCIDFontList=' ' ps2pdfwr sample.ps

のように変数を空白にして渡してください。 このとき、CIDFnmap.CJK に使用したいフォントを設定しておいてください。 デフォルトでは IPA フォントを使います。

CUPS のための設定は自動ではしません(/sw の外をいじるため)。 もし使いたい場合は、

$ sudo /sw/sbin/finkcups add

を実行してください。